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膝関節とカルシウム

膝関節とカルシウム イメージ

カルシウムは心筋(心臓を動かす筋肉)の収縮・弛緩(細胞にカルシウムが入ると収縮、出ると弛緩します)や神経伝達など生命維持のために大切な働きをしているので、カルシウムが不足するとカルシウムの貯蔵庫でもある骨からカルシウムを溶かして細胞に補給をします。
しかし必要以上に骨からカルシウムが溶け出してしまうため、細胞内はカルシウム過剰の状態になってしまいます。
(カルシウムパラドックス現象)

膝の関節でもこの骨から溶け出したカルシウムが、半月板軟骨細胞に過剰に入り込み、細胞は収縮、硬化し半月板全体としても薄くなり軟骨が擦り減りやすくなるのです。
軟骨は骨と骨の衝撃を吸収するクッションのような役割を担っていますので、軟骨が擦り減ることで膝関節痛が発症します。
また、膝関節上下の骨(脛骨(けいこつ)・大腿骨などに過剰なカルシウムが沈着し石灰化を起こします。これが変形性膝関節症です。

この骨から溶け出したカルシウムは色々な部位に沈着しやすい「悪玉カルシウム」なのです。
カルシウム不足を解消するには、カルシウムを多く含んだ食品の摂取を心がけることが大切ですが、現在の日本人の食生活では、十分に摂ることは難しい状況です。
野菜・小魚などに含まれるカルシウムと同様の沈着を起こさない良質のカルシウムを積極的に摂りましょう。

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