熱中症とカルシウム
熱中症予防には水分と塩分などのミネラルの補給が大切なのはなぜ？
例年にない暑い夏となり、熱中症で緊急搬送されるニュースが毎日のように報道されています。
熱中症予防でまず大切なのは、汗として体外に排出されてしまう「水分・塩分の補給」ということはご存知のことと思います。では、なぜ水分とともに塩分を補給する必要があるのでしょうか。体液には「電解質」が含まれています。電解質とは、水に溶けると電気を通す物質のことです。
この電解質は、細胞の活動を調節したり、筋肉細胞や神経細胞の伝達機能の役目をしたりするなど体にとって大切な役割をしています。
この役割をする成分は、ナトリウムや塩素、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどで、5大栄養素のうちのミネラルに属し、ミネラルは水に溶けると陽イオンと陰イオンに分かれます。例えば、塩（NaCl）は、水に溶けるとナトリウムイオン（陽イオン）と塩素イオン（陰イオン）になります。
熱中症対策にはカルシウム補給も大切です
カルシウムは、ミネラルの中では最も量が多く体内に含まれる栄養素です。そして四季に関わらず食生活で不足しやすい栄養素です。特に夏場は汗から塩分などと同様に排出される量が増加しますので、特に気をつけたいものです。カルシウムは、筋肉細胞に入ったり出たりして収縮・弛緩のスイッチの役目をしていますので、不足すると筋肉の運動機能が低下してこむら返りなどを起こしやすくなりますし、消化器の機能低下により、カルシウムの吸収が低下してしまうこともあります。
塩分とともに良質のカルシウムを積極的に摂り、丈夫な骨を作りながら夏を乗り切りましょう。風化貝カルシウムは良質のカルシウムとして定評のあるカルシウム補給食品です。https://gensai.info/about_cal/
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