カルシウムの石灰化

カルシウムは、体内でいろいろな働きをしていますが、筋肉の細胞では、筋肉の細胞に入って収縮、出て弛緩という働きがあります。この働きによって心臓の筋肉(心筋)が動き、血液を循環させています。摂取カルシウムが不足すると心筋の働きにも影響し、極端に不足すると命にかかわることになりますので、骨に貯蔵されているカルシウムを溶かして補います。(カルシウムパラドックス現象と言います)
しかし、必要以上に溶け出すため、余ったカルシウムが徐々に細胞組織に沈着し、石灰化の原因となります。血管細胞に沈着を起こせば、動脈硬化を起こしますし、骨に沈着を起こして骨棘(骨のとげ)ができたり、狭窄を起こし神経を圧迫します。その他、軟骨や靭帯(じんたい)、臓器などにも沈着を起こしいろいろな部位の石灰化を引き起こします。この骨から溶け出したカルシウムは、沈着、石灰化を起こす「悪玉カルシウム」なのです。
カルシウム不足を防ぐために=カルシウムパラドックス現象を防ぎ骨を元気にするためにいろいろなカルシウム補助食品が市販されていますが、沈着を起こす心配があるものもあり、注意が必要です。病院で骨粗しょう症の治療に、カルシウム剤を処方しないのは石灰化の心配があるからです。このため処方される薬は 骨を壊す細胞の働きを抑えるなど骨の代謝を調節する薬が主流です。
当たり前のことですが、体は食べ物を材料にしてできています。骨を改善し、石灰化を防ぐには、まずカルシウムが多く含まれる食品の摂取を心がける、適度な運動をするなどが大切ですが、それにプラスして、食品に含まれるカルシウムと同様に石灰化を起こさず、骨を元気にしてくれる北海道八雲産の風化貝カルシウムを原料にしたタスカル風化カルシウムを摂取することをお勧めします。
タスカル風化カルシウムが石灰化を起こさず、骨を元気にすることは整形外科医福島賢人先生の長年に渡る臨床研究でも実証されています。
MESSAGEゲンサイ代表の原田です

100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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