肩こりとカルシウム
カルシウムが不足すると肩こりになる?
カルシウムと筋肉
カルシウムは骨を造る大切な栄養素ですが、細胞でも大切な働きをしていて、カルシウムが細胞に入ると細胞を収縮、出ると弛緩させる働きがあります。日々食品から摂るカルシウムが不足すると、補うためにカルシウムがたくさんある骨からカルシウムを溶かし出し、使うようになります。しかし、必要以上に溶け出てしまい細胞では過剰な状態になってしまいます。
筋肉細胞にカルシウムが過剰に入り込むと、細胞が収縮するため、筋肉全体として縮んで固くなり、いわゆるコリの状態になるのです。さらに、筋肉は伸び縮みすることで、血流を助けるポンプのような役割を果たしていますので、筋肉が固くなると血行不良も引き起こします。
カルシウムと血行不良
カルシウム不足で骨からカルシウムが溶け出すと、血管の細胞にも入り込んで血管を収縮させ狭くなり、血行不良や動脈硬化を起こします。血液は酸素や栄養を届けたり、乳酸など老廃物の排泄をしていますが、血行不良になることで、この循環が阻害され筋肉が固くなりコリの状態になります。
もちろんカルシウム不足だけが肩こりを起こす原因ではありませんが、カルシウムが不足すると筋肉や血管の柔軟性が失われ、さらに筋肉と血管はお互いにその働きを助け合う関係があるので、肩こりをさらに進めてしまう悪循環になってしまうのです。
生命活動に欠かせないカルシウム
肩こりにカルシウムが関係していることを理解するには、まず、カルシウムが体の中でどのような働きをしているかを知る必要があります。
細胞には比率で言うと、骨1億に対して細胞1という微量のカルシウムが存在して細胞の収縮・弛緩や細胞間の情報伝達など、生命活動に欠かせない大切な働きをしています。例えば心臓の筋肉(心筋)では、心筋の細胞にカルシウムが入って収縮、出て弛緩というメカニズムで心臓は鼓動を打つことができ、細胞の中のカルシウムが、骨に1億に対して細胞に1というごく微量である状態で、細胞は健全に働くことができるのです。 カルシウムの働き
カルシウムが不足すると
食品から摂るカルシウムが不足すると細胞の働きに影響するため、カルシウムをたくさん含む骨からカルシウムが溶け出し、細胞で使うようになります。骨はこのようにカルシウムの貯蔵庫としての役目もあり、不足を補うのです。
しかし、ここで問題なのはカルシウムが骨から必要以上に出てきてしまうことです。骨からカルシウムが取り出されることで骨が弱るとともに、細胞にはカルシウムが過剰に入り込んでしまいます。骨1億に対して細胞1というカルシウムのバランスが崩れてしまい細胞の働きが阻害されてしまうのです。
この摂取カルシウムが不足すると骨からカルシウムが過剰に溶け出しいろいろな弊害を起こす現象をカルシウムパラドックス現象と言います。
生活習慣、食生活に気をつけましょう
肩こりを起こさないように、ストレッチなどの軽い運動をする、過度のデスクワークを避ける、体を冷やさないなど血行不良を起こさないように普段の生活習慣に気をつけることやカルシウムを多く含む食品の摂取を心掛けるなどバランスの良い食生活を心掛けることが大切です。
しかし、カルシウムに関しては、国民健康栄養調査結果を見ると食生活でなかなか十分に摂れていない栄養素です。さらに、インスタント食品や加工食品に多く含まれているリンは、必要な栄養素ですが、過剰に摂取するとカルシウムを排出させてしまいますので、注意が必要です。
風化貝カルシウムで肩こり対策とカルシウム補給を
普段の食生活で摂りづらいカルシウムですので、多くのカルシウム補給のためのサプリメントがありますが、カルシウム補給のためのサプリメントを選ぶ場合、体の中でカルシウムを多く含む小松菜やひじきと言った自然の食品と同じように働くものをお勧めします。具体的には…
1.骨を元気にするカルシウム
2.細胞・血管などに過剰に入り込んで硬化や石灰化などを起こさないカルシウム
3.血中カルシウム濃度に影響を与えないカルシウム
4.必要がなければ排泄されるカルシウム
5.リン酸(カルシウムを排泄させてしまう)の含有率が低いカルシウム
といった条件を満たすカルシウムです。
北海道八雲町で採掘される風化貝化石を原料にした風化貝カルシウムは、自然の食品から摂るカルシウムと同様の良質のカルシウム補給食品で、これらの条件を満たし安心して効率よくカルシウム摂取ができます。風化貝カルシウム商品案内
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100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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