免疫とカルシウム

カルシウムの働き
カルシウムはご存知のように骨や歯の形成に欠かせない栄養素ですが、それ以外にも体の中で大切な働きをしています。体の中のカルシウムは、骨に99%存在していますが、残りの1%は、血液や細胞にあり例えば心臓を動かす筋肉(心筋)の細胞にカルシウムが入ると収縮、出ると弛緩することにより心臓は鼓動を打つことができるのです。このようにカルシウムは生命活動に大切な働きをしているのです。
免疫細胞の働きに関係しているカルシウム―情報伝達
カルシウムは細胞に入ったり、出たりして細胞に情報や命令を伝えています。ウィルスや細菌などが体内に侵入すると免疫細胞にその情報を伝える役目をしています。
カルシウム不足は免疫細胞の働きを弱める
カルシウム摂取が不足すると生命活動維持のために、不足したカルシウムを骨から取り出して補うようになります。カルシウムパラドックス現象 しかし、骨から必要以上にカルシウムが出てくるため、細胞ではカルシウム過剰の状態になってしまいます。このため免疫細胞では、ウィルスや細菌、がん細胞など体にとって異物に対し異物であるという判断が鈍り、排除することができにくくなってしまいます。ですから、免疫細胞の働きを良い状態にするには良質のカルシウムを日々しっかりと摂ることが大切です。
MESSAGEゲンサイ代表の原田です

100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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