脊柱管狭窄症とカルシウム

背骨の中を通る脊髄神経の通り道を脊柱管といいますが、脊柱管狭窄症とは、脊髄神経の通り道である脊柱管の内側が狭くなったり、椎骨のかどにできるとげ(骨棘)、骨を支える靭帯の肥大、椎間板が神経の通る穴に飛び出すこと(ヘルニア)などにより脊柱管が狭くなり脊髄神経が圧迫されて、起こる病気を言います。
なぜ脊柱管が狭くなるのでしょう?
カルシウムが不足すると骨からカルシウムが溶け出す
カルシウムはほかの栄養素と同様に食品から摂りますが、体内のカルシウムが不足すると生命維持のために骨からカルシウムが過剰に溶け出し、体内に必要以上に存在するようになります。(カルシウムパラドックス現象)
骨から溶け出したカルシウムは悪玉カルシウム
この骨から溶け出したカルシウムは色々な部位に沈着しやすい「悪玉カルシウム=イオン化カルシウム・プラスイオンが強いカルシウム」なのです。この悪玉カルシウムはイオン化が強いためにマイナス部位に引き寄せられ沈着を起こしやすいのです。この悪玉カルシウムが脊柱管や椎骨、椎間孔、椎間板などに沈着することが、脊柱管狭窄症の大きな原因の一つです。
善玉カルシウムを積極的に摂りましょう
西洋医学では、手術によって沈着、石灰化したカルシウムを取り除く、ブロック注射で痛みを和らげるなどの治療を行いますが、根本原因のカルシウム不足の解消をすることも大切です。それには、カルシウムを多く含んだ食品の摂取を心がけ、骨からカルシウムが溶け出さないようにすることが大切ですが、現在の日本人の食生活では、十分に摂ることは難しい状況です。
北海道八雲産の風化貝カルシウムを原料にしたタスカル風化カルシウムは自然の食品に含まれるカルシウムと同様、良質のカルシウムで効率よく善玉カルシウムを摂ることができます。脊柱管狭窄症の状態で、カルシウム不足が続けば、骨からカルシウムが溶け出し悪玉カルシウムの沈着・狭窄がさらに進む可能性がありますので、現在の状態を悪化させない、あるいは予防するという意味でも野菜・小魚などに含まれるカルシウムと同様の沈着を起こさない良質のカルシウムを積極的にお摂りになることをお勧めします。
MESSAGEゲンサイ代表の原田です

100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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