高血圧とカルシウム
カルシウムは心臓の筋肉(心筋)を動かすスイッチの役目をしています
血液を全身に送るために心臓の筋肉「心筋」は収縮弛緩を繰り返していますが、この収縮・弛緩のスイッチの役目をしているのが、カルシウムです。カルシウムには、細胞の中に入ると収縮、出ると弛緩という作用があり、この作用で心筋は収縮・弛緩をしています。摂取カルシウムが不足し、細胞で働くカルシウムが不足すると心筋の活動に支障をきたし生命活動にも影響を与えてしまうので、カルシウムの貯蔵庫でもある骨からカルシウムが溶け出し、不足を補おうとします。しかし、必要以上に溶け出してしまい心筋の細胞内ではカルシウムが過剰の状態になります。(カルシウムパラドックス現象と言います)この結果、心筋の収縮力が強まり、高血圧の原因になります。高血圧の薬としてカルシウム拮抗薬が処方されることがありますが、細胞内にカルシウムが入り込まないようにして心筋の収縮力を弱める薬です。
カルシウム不足は動脈硬化の原因にも
さらに、骨から溶け出したカルシウムは、血管細胞にも過剰に入り込み血管を収縮硬化させ、動脈硬化の原因になります。これも高血圧の原因の一つですし、心筋梗塞・狭心症などの要因にもなります。このように骨から溶け出したカルシウムは色々な組織に沈着してしまう悪玉カルシウムなのです。従って、摂取カルシウム不足にならないよう良質のカルシウム(善玉カルシウム)を摂取し、カルシウムパラドックス現象を起こさないようにすることが、高血圧や血管障害などを予防するために大切です。
北海道八雲産の風化貝カルシウムを原料にしたタスカル風化カルシウムは血管などの組織に沈着を起こさず、細胞に働き骨を元気にしてくれる善玉カルシウムです。
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MESSAGEゲンサイ代表の原田です
100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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