糖尿病とカルシウム
インスリンが血糖値をコントロール
食べ物から摂取した糖質は、消化管でブドウ糖などに分解され血中に流入し血液中のブドウ糖量が増加します。すると膵臓で分泌される「インスリン」というホルモンが分泌され血液中のブドウ糖を取り込んで臓器などの組織のエネルギー源として使ったり、蓄えたりして、血糖値を一定の数値にコントロールしています。
カルシウムは血糖値の情報を伝える役目をしています
血糖値が食事などで増加した時、カルシウムが膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞というインスリンをつくる細胞に入ります。このカルシウムが入ることがスイッチとなりインスリンが分泌されます。カルシウムは血糖値が上がったという情報を伝える役目をしているのです。
摂取カルシウムが不足すると骨からカルシウムが溶け出し補おうとしますが、必要以上に溶け出してしまい、細胞内ではカルシウム過剰の状態になってしまいます。(カルシウムパラドックス現象)β細胞内がカルシウム過剰の状態になるとカルシウムは血糖値が上がったという情報をβ細胞に伝えにくくなります。するとインスリンは分泌されずブドウ糖をエネルギーに変えることができなくなり、高血糖の状態が続くことになります。そして腎臓で再吸収できないほど血中のブドウ糖が増えると尿中に排出され「糖尿」と呼ばれる状態になり、何らかの症状が出ている場合に「糖尿病」ということになります。糖尿病というと食事・運動療法が言われますが、これと並行して、良質のカルシウムを摂取して、カルシウム不足を解消し細胞内のカルシウム量を正常にすることも大切です。
北海道八雲産の風化貝カルシウムを原料にしたタスカル風化カルシウムは体の中で自然の食品と同様に穏やかに働く良質のカルシウムです。
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100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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