カルシウム不足について
カルシウム不足の現状
厚生労働省で定めている日本人のカルシウム摂取基準量は、年齢差がありますが600~1000㎎。
しかし、厚生労働省の栄養素等摂取量状況調査結果では長年に渡り、この量を摂取できていません。また、以下の表のとおりカルシウムは吸収しにくい栄養素です。
老 人 | 妊 婦 | 成 人 | 子 供 | |
所要量mg | 1200 | 900 | 600 | 500~1000 |
吸収率 | 20%以下 | 50~60% | 30~40% | 75% |
カルシウムの吸収率
カルシウム不足である現状に加えて、吸収率が、成人で600㎎摂っても吸収されるのは約200㎎とあまり高くありません。さらに吸収率は年齢とともに落ちてきます。高齢化とともに骨粗しょう症が問題になっているのもうなずけます。
土壌の問題
日本の土壌は、火山国のためカルシウムがもともと多くありません。そのような土壌に育つ野菜や穀類のカルシウム含有量も少ないのです。さらに、効率性・生産性を追求して農薬・化学肥料を使用した土壌が多いのも問題です。
食生活の問題
現代の食事情は、便利・手軽・おいしさ・コスト・保存のしやすさ・見た目の良さなどを求めてインスタント食品、加工食品が氾濫しています。このような食品の多くには、リン酸が多く含まれています。リン酸は過剰に摂るとカルシウムを排出してしまい、カルシウム不足に拍車をかけています。特に「カルシウムの貯金・骨の貯金」をすべき子供の時期にスナック菓子などのリンの多い食品を多く摂っている現状を考えると、子供が成人・老人になった時、大変心配です。
良質のカルシウムをしっかり摂ることを心がけましょう。
カルシウム不足を解消するためには、まずカルシウムを多く含む小松菜などの黄緑色野菜、ひじきなど海藻類、ちりめんじゃこなどの小魚類を摂るように心がけること、運動、睡眠を適度に行うことが大切です。しかし、このようなことを心がけていてもなかなか摂り切れないのがカルシウムです。効率よく安心にカルシウム補給ができる風化貝カルシウムの摂取を考えてみて下さい。北海道八雲町で採掘される風化貝化石を原料にしたタスカル風化カルシウムは自然の食品に含まれるカルシウム同様、良質なカルシウムです。
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