妊娠・授乳期には積極的なカルシウム摂取を
妊娠したらカルシウム補給を
妊娠すると赤ちゃんは胎盤を通して母体からカルシウムをもらい、骨や歯を作ります。母体からは毎日150~200mgのカルシウムが赤ちゃんに補給されます。成人のカルシウム必要量は一日約600mgと言われていますので、1/3くらいが赤ちゃんに補給されることになります。 そして、誕生時の赤ちゃんには体重の1~3%のカルシウムがありますから、赤ちゃんは生まれるまでにお母さんからこれだけのカルシウムをもらわなければなりません。また、出産時、子宮を収縮させる陣痛にはカルシウムが欠かせませんし、つわりを軽減させるためにもカルシウムが必要です。 お母さんがカルシウム不足ですとお母さんは難産になりやすいですし、赤ちゃんは十分にカルシウムを補給できず生まれながらカルシウム不足で人生をスタートさせなければならなくなります。
さらに、お母さんの体も赤ちゃんにカルシウムを取られ、骨が弱くなってしまいます。それでなくともカルシウムは日本人にとって特に足らない栄養素ですので、妊娠したら積極的にカルシウム補給を心がけましょう。
妊娠・授乳期はカルシウム貯金をするチャンスです
一方、妊娠・授乳期は母体のカルシウム吸収率が1.5~2倍くらいアップしますから、この時期は、お母さん・赤ちゃんの両方の「カルシウムの貯金」の一生のうち何度もないチャンスでもあるのです。 長い人生の中でお母さんの老後の骨粗しょう予防などの健康対策、さらに長い人生を歩む赤ちゃんの成長、健康のためという長いスパンでカルシウム補給をお考え下さい。
カルシウムの摂り方
以上のように、妊娠・出産・授乳期には特にカルシウムを多く含んだ食品の摂取を心がけることが大切です。小松菜などの黄緑色野菜、ひじきなど海藻類やちりめんじゃこなどの小魚類など良質なカルシウムを積極的に摂りましょう。カルシウムの吸収を高める酢やビタミンKを多く含む納豆なども一緒に摂るようにしましょう。 しかし、現代の日本の食生活では、十分に摂ることは難しい状況です。風化貝カルシウムは、自然の食品に含まれるカルシウム同様の良質なカルシウムでしかも効率よく摂ることができます。カルシウムサプリにもいろいろなものがありますので、よく検討してお選び下さい。
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MESSAGEゲンサイ代表の原田です
100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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