カルシウムの吸収を高めるには

カルシウムは吸収しづらい栄養素
カルシウムは吸収しづらい栄養素で、吸収率は、成人で30%、子供や妊婦は50~70%、老人で15~20%程度です。
カルシウムはアルカリ性で、水では溶けづらく酸で良く溶けます。体に入ったカルシウムは胃酸で溶け、小腸で吸収されますが、胃や小腸の働きが弱いと吸収率が悪くなります。
多くの人がカルシウム摂取が少ない現状では、多めにとることを心がけなければなりませんが、吸収をよくすることも心がける必要があります。
酢はカルシウムの吸収を高める
そこで、お勧めするのは、お酢と一緒に摂ることです。お酢はご存知のように酸性ですので、カルシウムを溶かし吸収を高めるのです。特に胃酸が少ない方や胃の弱い方には大変効果的です。 例えば、小魚や海藻を酢の物にして食べるなどは良い方法です。
柿酢と一緒に摂る
風化貝カルシウムを摂る場合でも、酢水で摂ると吸収を高めます。私どもでは天然醸造の「柿酢」をお勧めしています。
柿には、抗酸化力の強いビタミンCはみかんの約2倍、ポリフェノールはぶどうの約5倍含まれています。
さらに、カリウムが米酢の約10倍、黒酢の約3倍含まれています。カリウムは、体内の余分な塩分を排出し、血圧の改善や疲労回復、脂肪の分解を促進し、血液をサラサラにする効果があります。 柿酢は、これらの多様な栄養成分により、カルシウムの吸収を高めるほかいろいろな健康効果が期待できます。
風化貝カルシウムを摂る時は噛んで食べる
ご飯やおかずを摂る時、噛んで食べない人はほとんどいないと思います。 風化貝カルシウム―タスカル風化カルシウムも食べ物ですので、粒タイプを摂る時はできるだけ噛んで食べることをお勧めします。 唾液に混ぜ細かくして胃に入れた方が消化が良く、吸収を高めます。粒を固めるのに凝固剤を使っていませんので、簡単に微細になります。 微粉末タイプや顆粒タイプも口の中で唾液に混ぜてから胃に入れるようにした方が消化が良く吸収を高めます。
リンの摂り過ぎに取り過ぎに注意
リンは骨を造るのに大切なミネラルですが、通常の食生活で不足することはまずありません。むしろ、摂り過ぎることが問題になっています。 せっかくカルシウムの吸収を高めてもリンを過剰に摂るとカルシウムと結合してカルシウムを排出してしまうため、カルシウムが不足してしまうのです。 加工食品などには食品添加物としてリン酸塩が多く使われいるので、加工食品の摂取過剰に気をつけましょう。また、魚介類や乳製品などカルシウムを多く含む食品にもリンを多く含む食品がありますので、カルシウムとリンの比率にも気をつけて下さい。
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MESSAGEゲンサイ代表の原田です

100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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