リンとカルシウム

リンは、骨を造るのにカルシウムやたんぱく質などと同じくらい大切な栄養素ですが、現代の食生活の問題点の中に、カルシウムの摂取不足だけでなく、リンの過剰摂取もあります。
カルシウムは、例えば炭酸と結合して炭酸カルシウム、乳酸と結合して乳酸カルシウム、リン酸と結合してリン酸カルシウムというようにいろいろな酸と結合して存在しています。
インスタント食品やスナック類などの加工食品の多くには、添加物としてリン酸塩が多く含まれています。このリンが体内で増えるとカルシウムと結合してリン酸カルシウムとなり、体外に排出されます。結果としてカルシウムが減少してしまうのです。ですからカルシウム摂取を心がけると共にリンの過剰摂取に注意して頂きたいのです。カルシウムが多く含まれるからといってリンが同様に多く含まれるカルシウム補給食品では、カルシウムが補給されてもリンと結合してリン酸カルシウムとして排出されてしまうので、カルシウム不足の解消にはなりにくいのです。
タスカル風化カルシウムは、北海道八雲産の風化貝化石を原料にしたカルシウム補給食品ですが、カルシウム含有量に比べるとリンはごく微量の含有量ですので、不足しているカルシウムの補給と過剰なリンの排出という働きをしてくれるのです。
MESSAGEゲンサイ代表の原田です

100歳時代を迎えようとしている今、健康寿命と平均寿命の差が問題になっています。誰もが晩年の約10年を人のお世話になる可能性が高いのです。私どもでは、30年に渡る風化カルシウム取り扱いの経験を活かし、皆様の健康で価値ある人生を応援するととともに、健康保険にできるだけ頼らない健全な社会づくりに貢献したいと願っています。
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